ICTを教育に取り入れるという実態に思うこと

私は今、ICT支援員という仕事をしています。これは、多忙な学校の先生方をお手伝いする形で、一つの学校を週一回程度訪問し、パソコンなどを授業に活用する助言をするというものです。 来年度(2023年度)四月からも、週四でICT支援することになりました。訪…

パンドラの箱

有名なギリシャ神話。 ゼウスが与えた箱(壺が正しいらしい)を開けてしまったパンドラ。すると、箱の中からは疫病、犯罪、悲しみなどなど、ありとあらゆる災いが飛び出してきた。慌てたパンドラが箱を閉めた結果、箱の中には「希望」だけが残された。 ・な…

妄想

現在は80億人、2.2倍。。。そして世界の平均寿命は、1950年で、なんと32才、現在は73才、2.3倍。。。 宇宙船地球号という閉鎖空間で、資源を食い潰すヒトの数は倍増し、しかも平均寿命も倍になっている これは温暖化も進むわけだし、世の中の軋轢も増える私…

懺悔

二十世紀、二十一世紀を生きてきた。 そして日本は、経済大国でも技術立国でもなくなった。 なにより、日本は恥を知る心「廉恥」を失った。 毎日流れる監視カメラやドライブレコーダーが捉える愚行の数々。 政治家は国民を見ず、選挙支援者しかその視野にな…

死について

養老孟司さんがおっしゃっています。「死」には、一人称、二人称、三人称があると。 一人称の死とは、自分の死。これは現実には存在しません。死んでしまった自分を体験するのは不可能ですから。 三人称の死は、日々あふれています。著名人から見知らぬ人ま…

世界の終わり

プーチンにはもはや二つの道しか残されていない。 一つの道は、ロシアによるウクライナの制圧。 そしてもう一つは、全てから孤立し世界人類を道連れにした「心中」だ。 事態は、もう引き返せないところまで来てしまった。 各国の首脳たちは誰も言わない。 「…

衆院選2021

衆院選、終わってみれば投票率は34.32%なのだとか。有権者の三分の二が投票しないというのは、結局切羽詰まっている人がいないということなんだろう。どこが政治を担おうが、自分はまずまず生活できると思っている人が大半だということがわかった。 日本に…

小松左京

小栗旬が主役を演ずる「日本沈没」が始まった。 2006年に当時SMAPの草彅剛と柴崎コウが主演の映画にもなった。 2021版がどんな物語になるかはまだわからないが、2006年の映画同様に、原作とは以て非なるものになりそうだ。 1969年(昭和39年)というから、私…

不信にはコストがかかる

2021年ノーベル物理学賞3人のうち一人は日本出身の真鍋淑郎さん。 国籍はアメリカである。 物理学賞だけでいうと、2008年の南部陽一郎さん、2014年の中村修二さん、そして今年の真鍋淑郎さんが、日本出身でアメリカ国籍である。 色々な意見があるだろう。 優…

憂い

人間という奴は、自分のパイを拡大する方向にしか動けない生き物なんだよねぇ。現状維持でいい、とは決してならない。現状維持では経済が衰退してしまうし。。。 蒸気機関に始まる産業革命以来150年、我々の社会は大いに発展しました。これはもう、発展とか…

原子の夢(映画「太陽の子」によせて)

科学とは自然がどのような法則で我々の前に現れるのかを知るためのものそれ以下でもそれ以上でもありません だからこそ、科学を好奇心以上の思惑を持って利用しようとする者には本当の智慧がなければならないと思います 科学そのものには、人間への恩恵も弊…

マヨネーズ

mayonnaise(フランス語)該当する日本語なし 元々はスペインのマオー=マオン(Maó-Mahón)地方で作られたことが語源であるようだ。食用油・酢・卵を材料にしたドレッシングのことである。 全卵タイプと黄卵があるらしく、最も出回っているキューピーの製品…

オーパーツ

OOPARTS該当する日本語なし "OOPARTS"は"Out-Of-Place ARTifactS"の略で、直訳すると「場違いな工芸品」となる。これは何かが発見されたとき、それが使われていた時代や場所と全然そぐわない物品を指す。 例えば、縄文土器の中から腕時計が出てきたような場…

アルバイト

arbeit(ドイツ語)仕事 ドイツ語の"arbeit"を英語に訳すと、"job"や"work"である。つまり単に「仕事」という意味だ。 ところがカタカナ語の「アルバイト」は、主に学生がするパートタイム(非常勤)の仕事として使われている。これは明治時代に学生が隠語と…

ランドマーク

landmark該当する日本語なし 灯台や鉄塔のような方向の目印になる建物をランドマークというらしい。横浜ランドマークタワーというそのものズバリの建物ができた1993年くらいから普通に使われるカタカナ語になったのかな。 東京タワーができた1958年に、東京…

セレブ

celebrity有名人 "celebrity"という英語には単純に「有名人」という意味しかないのだそうだ。貧しくても、悪人であっても有名であれば"celebrity"と呼ばれる。 しかし日本でのカタカナ語の「セレブ」はかなり意味が異なる。大金持ちで、優雅で、ゴージャスな…

バグ

bug虫 本来は「虫」という意味の英語なのだが、カタカナ語としては、コンピュータのソフトウェアの不具合を指す。計算機の不具合でも、ハードウェアの場合は故障というが、ソフトウェア(プログラム)は経年劣化するものではないので、故障とはいわず、不具…

キャスティングボート

casting vote議長決裁 「キャスティングボート」とは、議会において議題の可否が同数の場合に議長の職権で可否を決定することを言う。 みなさんが思っていた意味と違っているでしょう。普通は、「キャスティング・ボートを握るのは誰だ」などという使われ方…

GW

Global Warming地球温暖化 今年は珍しく台風が上陸しないという希有な年でした。しかし昨年は多数の台風に襲われ、この冬は大雪が凄い。 天変地異は確実に増えていて、人々はその脅威に対処しようとしています。だけど、本当に自然が人間に優しくなるために…

チーズ

cheese乾酪 チーズというカタカナ語には「乾酪(かんらく)」という歴とした日本語があるのだが、そんなことを知っている人はまずいない。中国にも同じ漢字があるので、中国由来だろう。 そもそも「酪」という言葉に「乳から作った飲料」という意味があるの…

サイダー

ciderリンゴ酒 サイダー(cider)は、英語では「リンゴ酒」を意味する。日本で言う清涼飲料水のサイダーは、"lemonlime"と呼ばれるものである。レモンライムと言えば、日本では、サワー(sour)を作るとき酒を割る液体のことだ。 なぜ、日本でそんなことにな…

サンタクロース

Santa Clausキリスト教圏における伝説の人物 ほぼ人名なのでカタカナ語というには疑問なのだが、この季節に赤い服でトナカイに乗った老人はすべてサンタクロースと呼ばれるのでカタカナ語でいいだろう。 モデルになった人物がいて、ミラの司教であった教父「…

ショートカット

shortcut短髪、近道 短い髪型を意味するショートカットはかなり昔から使われていたが、近道の意味で使い出したのは最近のような気がする。しかも単なる近道というよりちょっと捻った使われ方をしている。 パソコンが普及してからの「ショートカット」という…

バイパス

bypass迂回、迂回路 よく使われるカタカナ語である。一般には、迂回道路のことを「バイパス」と呼ぶが、他にも様々に登場する。 血管系の疾患の治療法に「バイパス手術」があり、患者の他の血管を採取し障害のある血管部分を避けて血管を繋ぐ手術である。(…

ガラス

glas(オランダ語)硝子 これはもうカタカナ語の中でも完璧に日本語化している。オランダ語の"glas"が語源なのだが、渡来当初は「玻璃」「瑠璃」「ビードロ」「ギヤマン」など色々な呼び方があった。 高橋一生さんがひょうきんにCMに出ているAGCは昔「…

ハイキング

hiking徒歩旅行 "hiking"は"hike"(長い距離をてくてく歩く)を名詞化した言葉。主に健康のため、あるいは未知の土地の自然や景観を楽しむために歩くことです。ウォーキング("walking")はほぼハイキングに等しい言葉。 ドイツではワンデルン("wandern")…

シミュレーション

simulation模擬実験 このカタカナ語を「模擬実験」という人は少ないと思う。(多分、ほとんどいないのではないか)しかし「シュミレーション」と呼ぶ人が三割くらいいるらしい。 「シュミレーション」は大間違いなので注意しましょう。はい正しく発音してみ…

ジンクス

jinx縁起の悪い言い伝え どうもこのカタカナ語は、本来の意味(縁起の悪い言い伝え)では使われていない気がするなぁ。私的には「験を担ぐ」という意味で使っていた。 本来の「縁起の悪い言い伝え」の方は「迷信」に近いようだ。(但し、経験則に基づくので…

イージーリスニング

easy listening現状適切な訳語の特定は困難 「イージーリスニング」は、くつろいで楽しめる軽音楽ということになっているが、日本においては、ほぼオーケストラを中心とするインストゥルメンタル曲を意味する。 初期には、「ムード音楽」と呼ばれたように記…

インストゥルメンタル

instrumental器楽曲 楽器のみを用いて演奏される楽曲のこと。 よく耳にするカタカナ語ですね。インスツルメンタル、インストルメンタル、インストゥメンタル、またはこれらを略してインストとも表記されます。 クラシック音楽においては「独奏曲」「室内楽曲…