チーズ

cheese
乾酪

チーズというカタカナ語には「乾酪(かんらく)」という歴とした日本語があるのだが、そんなことを知っている人はまずいない。
中国にも同じ漢字があるので、中国由来だろう。

そもそも「酪」という言葉に「乳から作った飲料」という意味があるので、それを乾かして個体にしたものが「乾酪」なのだと思われる。
飛鳥時代から使われているそうなので、そうとう古くからチーズは食べられていたのだねえ。

「醍醐」という食べ物も、飛鳥時代から存在し、こちらは、バターとか、レアチーズに近い液状のものだそうだ。
ヨーグルトかカルピスに近いという説もある。
究極の乳製品が「醍醐」であるとされており、「醍醐味」の語源となっている。