サンタクロース

Santa Claus
キリスト教圏における伝説の人物

ほぼ人名なのでカタカナ語というには疑問なのだが、この季節に赤い服でトナカイに乗った老人はすべてサンタクロースと呼ばれるのでカタカナ語でいいだろう。

モデルになった人物がいて、ミラの司教であった教父「セント ニコラオス(聖ニコラウス)」であるとされている。
「セント ニコラウス」がいつしか「サンタ クロース」になったという話はみんな知っていることだろう。

聖ニコラウスは、貧しくて身売りをしなければならなくなる娘に、真夜中窓からに金貨を投げ入れたという。このとき暖炉に靴下が乾されており、金貨がその中に飛び込んだ。このことが、夜中にやってきてプレゼントを置いて行くというサンタクロース伝説になったと言われている。

よい子にはプレゼントをくれるが、悪い子にはお仕置きをするという話もあり、これはほとんど「なまはげ」に近い。

私は幾つの頃までサンタクロースを信じていたか、全く記憶にない。
私の生家はすごい大家族で、祖父、祖母、父、母に加え、私と弟、さらに独身のおじ、おばが四人もいて、かなり困窮した生活だったのでプレゼントなど貰った記憶がない。
クリスマスは、ツリーを飾って、おいしい物を食べられる日であった。
早くに父を亡くしたので、あまり父の記憶がないのだが、唯一、雪の中をクリスマスツリーにする松の木を切りに山に入ったことを鮮明に覚えている。小学校に入る前である。

みなさん、よいクリスマスイブを