BS、CS

BS:Broadcasting Satellites放送衛星 CS:communications satellite通信衛星 地上波と区別して、パラボラアンテナを必要とする通信方式だと思っている人が多いと思うが、実はどっちも人工衛星のことである。 元々はBSが放送を目的とした衛星だったのに対し…

ジグソーパズル

jigsaw puzzle該当日本語なし 誰でも一度はやったことがあるだろうジグソーパズル。簡単な物から、一ヶ月以上かかろうかという複雑なものまで種類は多い。 "jigsaw"とは、糸鋸(いとのこ)のことである。 1760年頃にロンドンの地図職人ジョン・スピルズベリ…

ブラックホール

black hole該当する日本語なし 私たちの太陽の質量の30倍を超える星は超新星爆発後、残った中性子ですら重力によって潰れ始め、こうなるともう星の圧縮を押しとどめるものは何もなくなり永久に縮み続ける。そうなってしまうと、その星からは光ですら出てくる…

ニュートロンスター

neutron star 中性子星 原子は、プラス電荷を持った原子核(陽子、中性子)の周りに電子が分布しているものである。(廻っているのではない)それを理解してもらったところで唐突に話を戻す。 夜空に輝く星(恒星)は結局は、原子の集団である。重力で圧縮し…

アトム

atom原子 アトムという言葉は古代ギリシャで生まれ、「これ以上分割できないもの」という意味だった。これ以上分割できないものが、真空の中に存在してこの世はできていると考えたのがデモクリトス。 ところが,19世紀になって、日本の長岡半太郎が、原子には…

スーパーノヴァ

Supernova超新星(爆発) 太古より、変わらぬと見える夜空の星々だが、ある日突然非常に明るく輝く星が現れることがある。現れた星は、全天中で最も明るく、時に満月の明るさを凌ぎ、真昼でも見えるような輝きを放つ。昔の人々は、この新しく現れた光を星の…

インフルエンサー

influencer影響者 感染症のインフルエンザとは何の関係もないので要注意。私の主観では、とっても新しい言葉である。SNS(Twitter、Instagram、YouTubeなど)の普及と、それが商売になるという理由で、一般人が、いかに大衆に影響力を持つ発信ができるかが重…

ヒエラルキー

hierarchie階層組織、身分制度 本来、ピラミッド型の「階級制」を表す言葉。日本にも「士農工商」という階層性があったが、これは厳密にはピラミッド型ではなく、圧倒的に第二階層の農民数が多かった。欧米では、宗教的聖職者の支配構造から始まっているので…

ヒール

heelかかと、プロレスの悪役 前回問題提起してしまったので、自分で調べてみた。「ハイヒール」でわかるように、"heel"は、もともとは「かかと」のことだった。(「ヒール」だけで、かかとが7センチ以上の女性用の「靴」を意味することもあるらしい。) とこ…

ヒーリング

healing治癒、癒やし、回復 今日本で使われているヒーリングの意味としてはほぼ「癒やし」が最もぴったりくるなぁ。「治癒」や「回復」という使われ方はあまりしないのではないだろうか。 長老とすれば、「ヒーリング・ミュージック」のことだと認識していて…

アルゴリズム

algorithm計算手続き アルゴリズムとは、計算し、問題を解決し、決定に至るまでに利用できる手順のことを言う。"AI"は、人間が与えたアルゴリズムに従って情報を処理し、分析結果に基づき行動を導き出す。 問題にしたいのは、"big data"の解析が事実上"AI"に…

AI

Artificial Intelligence人工知能 私見であるが、"AI"は、発明されたのではなく発見されたと認識するのが正しい。なぜなら、"AI"というのは、最近誕生した考え方ではなく、17世紀にまで遡ることができるからだ。(当時はそれを人工知能とは呼ばなかったが) …

データマイニング

Data mining大量データ網羅的分析手法 様々な手段を用いて収集、蓄積された情報を、統計学、パターン認識などの解析を網羅的に実施し、有用な情報を抽出する技術のこと。日本語で無理に言うより、「データマイニング」で通用するので、覚えておいて損はない…

ビッグデータ

big data巨大情報群 実を言うと、「巨大情報」が、どこからが巨大なのかという明確な定義はない。前回取り上げた"IoT"が集めうる情報全てがビッグデータなのだと、私は考えている。 よって、IoT → ビッグデータ という流れが存在する。 「なんでもいいからイ…

IoT

IoT:Internet of Thingsモノのインターネット IT(情報技術)やICT(情報通信技術)のように、"Information"と"Technology"の間に何か"o"で始まる単語が挟まったものではないのです。「なんでもいいからインターネットで繋いでしまえ」という発想のこと。 …

エビデンス

evidence証拠・根拠、証言、形跡 当初この言葉が登場したとき、かなり違和感があった。なぜ、「根拠」のことをわざわざ「エビデンス」と言わなければならないのか理解できなかったから。 どうも医療の分野で「その治療法が良いといえる証拠」をエビデンスと…

マッチポンプ

match-pomp自作自演 このカタカナ語は和製である。(matchは英語、pompはオランダ語)右手のマッチで火をつけて、左手のポンプで水をかける様から、自作自演を表す。 プロジェクトマネージメントの世界では、自らの怠慢でプロジェクトを炎上させ、皆から責め…

マッチ

match火付け棒 このカタカナ語、古くから知っているのだが、ここで取り上げるのは、あながち冗談でもない。最近の子供はマッチを見たことがないのではないか、と思われるからである。そもそも今、マッチってどこで手に入るんだ? 台所のガスに火をつけるのに…

アジェンダ

agenda予定表、議題 会議や打ち合わせで話すこと・決定すべきことなどをリスト化したものを指す。 この「アジェンダ」というカタカナ語を耳にし始めたのは、ここ7,8年くらいかなぁ。と思っていたら、1992年の地球サミットで最初に使われたらしい。アジェン…

パテント

patent特許のこと。 まさに、特許以外の何物でもない。 特許という立派な日本語があるのに、なぜわざわざパテントと言うのか理解出来ない。 なんでもカタカナ語にすれば、箔が付いた言葉に聞こえるという典型的な例だろう。 弊害だと断定する。

インターネット

internet非常に多数の計算機端末がプロトコルスタックを用いて相互接続する通信手法、または、その総体。 前四回にわたる学習により、インターネットとは、「厳密な規格に則り作られた階層構造を使用して計算機端末同士が情報をやり取りするからくり」「やり…

プロトコルスタック

Protocol stack計算機通信網(コンピュータ・ネットワーク)におけるプロトコルの階層 プロトコルの説明時に、「階層的」と言ったが、これを具体化したものが「プロトコルスタック」である。 第1階層:物理層 :LAN(ローカル・エリア・ネットワーク):コネ…

システム

system体系。もっと狭くは、組織や制度。 一般的には馴染みのない言葉かもしれない。 非常に広い意味を持つので、一般的で統一的な日本語は存在しない。情報技術で、「システム」を使う場合は、(1)複数の要素から構成される(2)各要素は他の要素に影響を及ぼ…

プロトコル

protocol「仕様」「規定」「議定書」「儀典」の意味。 一般的には馴染みのない言葉かもしれない。 元々は、「複数人間同士が誤解のないようにやりとり」するための手続きをまとめたものを意味した。よって、政治的には、(1)外交上の儀礼(2)条約の原案(3)国際…

ハードウェア ソフトウェア

hardware software純然たる日本語としては、存在しない。 今更なカタカナ語である。最初からあまりに普通に使われたので完璧に日本語化している。意味は、 ハードウェア:システムの物理的構成要素ソフトウェア:システムを記述するプログラム、広く文書も示…

アワード

award数ある候補の中から、審査や選考する。(動詞) 日本のカタカナ語としては、「賞」(名詞)のことを言う。(元々の「審査や選考する」から転じたものだろう)和製英語だそうだ。 本来、英語では、「賞」として以下の二つが存在する。(1)プライズ("priz…

スキル

skill:手腕。技量。また、訓練によって得られる特殊な技能や技術。 もう完全に日本語化してしまった。(国語辞典に載ってるもの) 単なる「技能」なのではなく、「特殊な技能」を示すことがミソなんだろうなぁ。 よって、企業用語として定着してしまった。

ステークホルダー

stakeholder:利害関係者 プロジェクト・マネージメント分野においては、知っていなくてはならない言葉。 企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。 ステークホルダーでない者は、関係者ではない、要するに「どうでもいい人…

コーディネイト

coordinate:「同等の」「同格の」「座標」 カタカナ語としては、「服やデザインなどについて良い組み合わせなどを考えること、アレンジすること、演出すること」などを指す。 どうも、カタカナ語の「コーディネイト」については、適切な日本語が存在しない…

コンセプト

concept:概念 全体を貫く「基本的な概念」のこと。 どうして、ただ「概念」言わずにみんな「コンセプト」と言いたがるのだろうねぇ。 どうも、企画や立案といった知的作業の特徴的主張を言外に匂わせたい感じですなぁ。このため、「概念」というよりも、コ…