ビッグデータ

big data
巨大情報群

実を言うと、「巨大情報」が、どこからが巨大なのかという明確な定義はない。
前回取り上げた"IoT"が集めうる情報全てがビッグデータなのだと、私は考えている。

よって、IoT → ビッグデータ という流れが存在する。

「なんでもいいからインターネットで繋いで、そこから得られる情報は全て集めてしまえ」というのが、"IoT"なら、それがどんどん膨大な量になり、目的もランダムになるであろうことは、容易に想像がつく。

例えば、東京にある全ての防犯カメラが一日に記録する画像情報を考えてみて欲しい。
その中から、鹿児島県に住んだことのある人を探し出して、行動を分析せよと言われたら、個人としての人間にやれるか、いやそれ以前にやる気が起こるか?

あまりに情報量が大きくなりすぎると、その情報を分析したり、利用したりという作業が、人間(個人)には、現実的に無理になって来る。(実際にそうなっている。)
そこで、このビッグデータを扱う仕事は、計算機に任せよう、ということになる。

次回、データマイニングに続く。