相対性理論(3)

1905年に発表された特殊相対性理論は、二つの原理を前提としていた。
ひとつは、「光速度不変の原理」である。
これは、光速というものは、いかなる慣性系から測定しても同じである、というもの。

もうひとつは、「特殊相対性原理」。
物理現象は、いかなる慣性系においても同じ、というもの。

ふたつの原理には、大きな意味があった。