Q.E.D.

Quod Erat Demonstrandum
かく示された/これが示されるべき事であった

Quod Erat Demonstrandum は、「クウォッド・エラット・デーモーンストランドゥム」と読む。
ラテン語なので、読めなくともあわてないでよい。)

意味は、上記のとおりなのだが、これが転じて数学の証明式の最後に書かれる言葉になった。

湯川学的には、「実に面白い!」と訳したいところだが、一般的には、「証明終わり」の意味で使われる。
ただし、あくまでも「Q.E.D.」は「これが示されるべき事であった」なので、「Q.E.D.」の前の行に、証明の目標であった『示すべき事』が書かれていないと非常にまぬけな決めぜりふになるので注意が必要。

格好のいい言葉ではあるが、なんか気取ってる感じがするからか、もっと使われてもいいと思うのだが、あまり見たことがない。

Q.E.D.」の代わりに、式の最後にに「//」と書くことは、大学時代よくやった。